おひさし

「そんなに子育てが辛いなら何故子どもを産んだんだ」
「そんなに子育てが嫌なら最初から子どもなんて産まなければ良い」
「誰も産んでくれなんて頼んでない」
ネットで子育てに苦しむ母親に向けてドヤァと語られている、あまりにもありふれすぎたワード。


入りたくてたまらなかった会社の仕事。
充実しているけれど思ったよりも大変なことも多い。
ポロッと軽い気持ちで仕事の愚痴をこぼす。
その度に
「じゃあ何でその会社に入ったの?」
「誰も入ってくれなんて頼んでないんでしょ?」
「そんなに働きたくないなら、仕事なんかしないで自宅警備でもしてれば良かったんじゃない?」


こうやって仕事の愚痴を漏らしただけで袋叩きにされる若手社員は可哀想と思われるのに、
同じシチュエーションでも母親に向けられる言葉は世間で定番化しているくらいにすんなり受け入れられてる不思議。