世の中に、「楽しい女」と「楽しくない女」という2種類の女がいるという

感覚からしてまったくもって理解できない。
「楽しい女」も、「楽しくない女」も、世の中にはいない。
そこには「女」がいるだけだ。


その女と接する時に通して見るある種のフィルターとか、そういう「何か」の影響で「楽しい女」にも「楽しくない女」にも見えてしまうというのもあるし、100人の男から見て「楽しくない女」の「楽しい部分」を引き出してしまうすごい男もいるだろうし、単純に相性の問題だったりもするだろう。


だから、「そうだよな、楽しくていい女なんていないよな」というのも大層勿体無い話だと思うけれど、「俺は楽しくていい女をいっぱい知ってるゼ!」と胸を張って言われても何か違う。そりゃあそうだろう。「女」はただただ「女」であり、それが諸条件によって楽しかったり楽しくなかったりするだけ、なのだから。


どこで見つけたかいまいち思い出せないが

大体、女の性格なんて、一部のキチガイを除いて、そんなに悪くありません

という名言にも通ずるものがある。
そんなに悪くありません、ということは、裏を返せばそんなに良くもありません、ということでもあるのだ。


そして多くの「女」からしてみれば、自分を「楽しい女」にさせてくれる男とつきあいたいものだし、相手の男を「楽しい男」にさせられる「いい女」になりたいものである。