酒井冬雪さんのアレ(についての戯言)


ARTIFACT@ハテナ系 - 酒井冬雪氏の日経BPのコラム絡みで騒動がhttp://d.hatena.ne.jp/kanose/20061021/sakaifuyuki
kanoseさんによるわかりやすいまとめ。(と冷静な考察。こんなヽ( ・∀・)ノ●ウンコー記事を読む前に読んでないかたは必ず読んどくべしべし)


と、(↑のまとめで紹介されているけど)目からウロコのエントリ。


慣性という名の惰性 - で、どうも最近の日経ビジネスとかBPのスタンスが癇に障る
http://d.hatena.ne.jp/ryozo18/20061020/1161289458

ようはこの手のコラムとかって「当事者=若者」に向かって「あなたたちの問題の原因はこれこれで解決のヒントはこんな感じ」といったことを伝えたいんじゃなくて、「中高年」に向けて「やっぱり最近の若者はアレですな、昔の価値観をいっぺんガツンと叩き込んでやらんといかんですな、あっはっは」というメッセージを伝えているということなんじゃないか。それも当事者に近いと思われるコラムニストを引っ張ってきて。

※↓一部削除部はワタシが引用記事の読み違えをしてました。詳しくはコメント欄を参照してください、取り急ぎ。スイマセン

これはつまり、(一部の)中高年に「こんなkuso生意気な女がなんだかんだと吠えとるぞけしからん!やっぱり日本男児たるものメシ・フロ・寝るでうんぬんかんぬん」と暗に焚き付けているってことかいな*1


ということは、酒井さんはいい噛ませ犬ってことスか…


脂ぎったオッサン達からは「生意気な女」と睨まれ、一部の悩める若者たち*2には「氏ね」と恨まれ…正直(´・ω・`)カワイソス*3
そうだったとしても、酒井さん自身、記事を書くことで日頃のウサを晴らしていたような面はあったかもしれません。リアルな世界で一部の男性に嫌な思いをさせられてくれば、ああやってその嫌な思いをさせられてきた男性を槍玉にあげて(記事上で)説教するのは胸のすく思いなんだろうとは推察できます。それでもギリギリ客観的な展開をしていたならまだ良かったのでしょうが、あまりにも主観に走りすぎるところがあった。
それと、ブログのきちんとした(論理的に反論している)コメントをも有無をいわさず消してしまったというのはかなりまずかったかと。便乗して炎上させたがってるだけの愉快犯は無視でいいんですけど。


といっても別に犯罪したわけでも、特定個人をボロカスに中傷しまくったわけでもない*4のにあんまり叩かれてるから少しはフォローしたくなってしまうのはワタシのサガ。というわけで、最後にワタシの好きな酒井さんのコラムをひとつ。
パパンがあまりにも素敵すぎて〜(ry と、ボンボンHさんのコラムばかりセンセーショナルに取り上げられてますが、このコラムは結構いいこと言ってると思うんだよなあ。当然これは男女逆転させても言えることなんだろうけどね。


【コラム】理系のための恋愛論 第186回 脱・ウカツくん (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/column/rikei/186/


あと、酒井さんはいい大人の女性なんだから、「女の子」という言葉を使うのはやめたほうがいいと思う。*5


ブログ炎上の件を除いて言えば、ワタシは結構酒井さんという人をおもしろがって見てます。(記事を読めばわかると思いますが)
あとブログをちらっと読んで思ったのは、本人よりも妹さんが強烈。ドSのSは性格悪いのS。(オマエが言うな!!)

*1:バックラッシュという語の意味を読む限りはそう取れる

*2:おもに非モテとか非モテとか非モテとか…あと175ライダーとか…

*3:身から出たワサビーよと言っちゃえばそれまでですが

*4:しかしHさんの件については確かに結構ヒドかったかな

*5:彼女の場合、自分もその中のひとりだという認識がありそうだから。なんとなく。