夫は、実直な職人だった。

職人として確かな才能を持つ若者時代の彼は、日々技術向上に勤しんでいた。
貧しく、特別な楽しみも少なかった若者時代。
彼の唯一の楽しみは料理上手の恋人がデートの度に作ってくる弁当だけだった。
6年の歳月を経て、彼の「恋人」は、妻となった。
やがて長男も生まれ、慎ましいながらも幸せな日々を送っていた。
夫の職人としての緻密さは海外でも評価され、職人としてめきめき頭角をあらわしていった。

その矢先。

夫は、胸部に何とも言い知れぬ違和感を覚える。
不安に駆られながら医者へ行くと、難病に罹っている事実を告げられる。
治療と妻の食事による健康管理の甲斐あって、少しずつだが病は治癒していった。
その後夫は晴れて独立を果たし、さらなる高みへと邁進していく。
病が治癒した後も、妻との二人三脚で入念な健康管理は続いていた。
しかし。
すでに、病を患ってから30年の時が経っていた、ある日。
夫は医者から信じられないような事実を告げられる。

：

長年に渡っての健康管理の力の及ばないところで、加齢による夫の体の著しい変化は避けようがなかった。
医者は告げた。
この先も長く、同じような健康管理を続けていてはいけない、と。
妻は悩んだ。
加齢によって、夫の食事量は少しずつ減少していた。

何か、これまでの食事とは別のなにかで栄養分を補わなければならない。
妻は駆けずり回って情報を集め、あらゆる方法を試した。
しかし、どれもいまひとつしっくり来るものではなかった。

そんな妻がある日、運命的な出会いを果たすことになる。

それは

( ﾟдﾟ )？

( ﾟдﾟ )…

( ﾟдﾟ )！

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　⊂( ﾟдﾟ )　と( ﾟдﾟ ) 〃ﾐ ( ﾟдﾟ )っ ( ﾟдﾟ )つ
　　 ゝηﾐ ( ﾟдﾟ )っ ﾐ）　⊂( ﾟдﾟ ) .(彡η ｒ
　　　 しu(彡η ｒ⊂( ﾟдﾟ ) .ゝ.η.ミ）　i_ﾉ┘
.　　　 　　 i_ﾉ┘　 ヽ　ηミ）しu
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　　　　　　　　　　　 三`Ｊ

ｍ9( ﾟдﾟ )( ﾟдﾟ )( ﾟдﾟ )( ﾟдﾟ )( ﾟдﾟ )( ﾟд；)9ｍ　…ｾﾝﾃﾞﾝｵﾂ!!

また、やられてしまいました。
じつは二度目です。
前回のがどんなストーリー展開だったかなんてもうとっくに記憶の彼方なのですが。
30年後に医者に告げられた事実のショボさあたりから、急激に加速していくストーリーのショボさが一番の見せ場です。

休みの昼間何の目的もなくボケーっとTVを見ていると、突如襲ってくる感動実話ドキュメント大作風青汁CMには十分お気を付けください。そして今、このくやしさを少しでも多くの人に体験していただきたく、渾身の*1エントリ化。

…腹黒さは、青汁で治りますか。

*1:当然うそ