「取扱説明書ネタ」にまじになっちゃってる人ってなんなの?

最近の一連の流れを見ていて、なーんかモヤモヤした違和感があったんだけど。

2007年11月14日 yumizou 男女, 価値観 「女は自分を含む女子集団の「取扱説明書」を書いてもキモがられないが」←本気で?ちょっとキモいと自覚があるからネタ化させているんじゃないのかな。
はてなブックマーク - 骨を拾う / 2007年11月14日 / Ohnoblog 2 「取扱説明書」を書ける立場/書けない立場

ハッとした。
「自分で自分の取扱説明書を書く」なんて、そら変な行為だし、見方によっちゃキモい行為。
でも、それは敢えて第三者が指摘する必要があるようなもんでもなく、ただ「そのある種のキモさをパワーにネタ化させている」だけのこと。プロ芸人の「ネタ」も、ほとんどがこの原理をもとに作られてるものではないか。どこに出しても恥ずかしくもキモくもない要素でしか構成されてない「ネタ」なんてつまらなさすぎる。
それに正しくは「自分の取扱説明書」でもなく、「自分のカテゴリについての取扱説明書」。すでにそのカテゴリ内にいる「自分」が、敢えて第三者的な視点で「カテゴリを分析して画を描く行為」。


まじになっちゃってる人は余程行間が読めないのか、「芸」についての観念があまりにも自分とかけ離れているのか。別に喧嘩を売りたいわけでも嫌味言いたいわけでもなく、純粋に不思議に思った。
その中には行間を読む能力なんてそれこそバッチリだろうなって人もいたし、って、そもそもワタシもid:yumizouさんのブコメを読むまでモヤモヤした違和感の理由がはっきりわからなかったんだからエラそうなことは言えないか。まだ気づいてない人もいるのでしょう。それと、「女カテゴリ」だと途端に色眼鏡掛けちゃう思考回路の人か。
なんかこれ以上書くとガチで喧嘩売っちゃう流れになりそうだからこの辺で止めとこw


結婚披露宴で定番の「新婦の取扱説明書」は嫌いだけど、賢い人の書く取説ネタは面白いからどんどんウェルカム。
特別女性に限ったもんじゃなくても(むしろ)面白い「取説ネタ」はある。たとえば最近では
プログラマ男子取扱説明書 - WeBLoG
もちろんプログラマではないワタシにも面白く読めた。それと、ソッチ関連でいけば
Geekなぺーじ : 現場で遭遇するかも知れない、こんなプログラマ達
正しくは「取説」じゃなく「分類ネタ」だけど、これも「自分が所属しているカテゴリを分析する」って意味では十分「取説的ネタ」。このテのものまで入れればこれまで山ほどのネタがさんざん消費されてきてるはずなんだけどなあ。